本場の名に恥じない素材を活かした美味しいきりたんぽを、より多くの皆様へお届けするため、きりたんぽ専用のオリジナル製造ラインを設置。手作りのコツとノウハウを取り入れた独自の製造システムにより、オートメーションでありながら手作りの味を保った製品を生み出しています。
1. 洗米・計量
水分は自動炊飯システムで完全に機械化され、1滴の誤差もなく計算されます。
米に十分水を吸わせます。決して作業を怠ることはありません。じっくり「寝かせる」ことが重要です。
2. 炊飯
米は生きています。春夏秋冬でご飯の炊き方を変えるのはもちろん、毎日の天候・気温・湿度によって水加減、火加減を調整して炊いています。しかも1日何回も条件チェックして、その都度炊き方を調整しているのです。
高温LPガスを使い、7kgの米を20分で炊きあげることで、米の水分を損なうことなく、滑らかな仕上がりになります。
3. 練り・搗き
その日の気温・湿度を正確に計算した上で、最適な練り具合を行います。確かなデータ蓄積により水分に関し繊細な気遣いを施しています。
4. 巻き
さいとうのきりたんぽは、つぶした米を型にはめ込んで形成をするのではありません。独自の技術革新を重ね、もちもちとした食感を壊さないように、優しく包み込むように握る製法をとっています。
5. 焼き(備長炭焼き製法)
最後の焼成にもこだわります。遠赤外線によって焼き、備長炭と変わらぬ焼き加減を実現しています。
6. 串抜き
串を瞬間的に抜き、きりたんぽの形状を損ないません。
7. 包装・殺菌(鮮度へのこだわり)
きりたんぽにも鮮度があります。できれば焼きたてをそのまま食べてもらいたい。そんな願いからさいとうのきりたんぽは賞味期限を短めに設定しています。これは、「みなさんにおいしいうちに食べてもらいたい」という気持ちの表れなのです。
冷却コンベアでゆっくりときりたんぽを冷まし、金属探知器によって検査した後、素早く包装し、レトルト殺菌により安心してお召し上がりいただけるきりたんぽが完成します。